第3回:歩くたびに痛い巻き爪|やってはいけない「NGセルフケア」と正しい向き合い方

はじめに

巻き爪による痛みを感じたとき「まずは自分でなんとかしたい」と考える方も多いと思います。 ネットで検索すると、市販の矯正グッズや同志の足跡がたくさん出てきます。 施術を受けると数万円かかることもあるのに比べると、Amazonで数千円払って治るのであればそれに越したことはありません。

私自身も「まず自力で何とかしよう!」と思うタイプです。 例えば車検はユーザー車検ですし、歯の詰め物が取れた時も自力で何とかしようとしました(結果、今ではプロにお任せしています)。 そこで今回は、セルフで巻き爪を何とかしようと思う方に向けてのアドバイスです。

① 【NGケア】爪の角を切り落とす・深爪

巻き爪は「切ってはいけない」とよく言われますが、食い込んでいる爪の角を斜めに切り落とすと、一時的に圧迫が取れて痛みが和らぐという経験をされている方もいらっしゃると思います。

切ったら楽になるのに「切ってはいけない」と言われるのはなぜでしょう? これはうまくいくケースと失敗するケースがあるからです。

  • うまくいくケース: 巻きの度合いに関わらず、爪の本当の端を残すことなく切ることができる。
  • 失敗するケース: 巻きが強く爪の端がよく見えない中で、見える部分だけ切ろうとする。

言葉で説明するのはなかなか難しいですが、体の硬い方や手先が器用でない方、老眼でよく見えないという方は、そもそもセルフケアに向いていません。 うちにいらっしゃるのは「いつも切ってうまくいっていたのに、今回は失敗したようで痛い」という方です。 できれば、取り返しのつかない深爪にしてしまう前にお越しいただければ幸いです。

② コットン法などについて

ネット等で紹介される「爪の間に綿を挟む方法(コットン法)」は、皮膚科でも行われる処置だそうですが、これはあくまですでに腫れている箇所への刺激を和らげる――要するに一時的な回避策に過ぎません。 そもそも「コットンを入れなければ痛くて歩けない」という状態は、爪の形がだいぶ食い込んでいると思われます。 ただし、この方法は面倒になってやめてしまう方がほとんどなので、それほど注意しなくても良いかもしれません。「綿を入れたからといって、爪の形(巻き)そのものは変わらない」からです。

③ 市販グッズの「適応範囲」を知る

どんなタイプの巻き爪でもイケそうな気がするかもしれませんが、それは宣伝です。 場数を踏んだプロならいざ知らず、初めてやってみるという方は

  • 「爪の厚さがない」
  • 「巻き具合が左右対称」

であれば、とりあえず試してみてもいいと思います。
しかし逆に

  • 爪に厚みがある方
  • 左右非対称な巻きの方

は難易度が格段に上がります。

④ 「痛みを我慢して歩く」というリスク

爪は「地面からの適度な圧力」がないと巻いていく性質があります。痛くて正しく地面を蹴ることができないと、巻き爪の進行に拍車をかけてしまいます。

さらに痛みをかばって歩くことにより歩き方が不自然になり、爪だけでなく膝や股関節あるいは腰にまで余計な負担をかけ、別の痛みなどの問題を引き起こしかねません。


自力での限界を感じたときは

当店には、ご自身で様々な方法を試された末に来店される方が多くいらっしゃいます。

「体が硬くて、自分では装具を装着する体勢がつらかった」
「市販の器具を試したが、すぐに外れてしまった」
「プロ監修の道具を買ったが、うまく使いこなせなかった」

ご自身で試してみたからこそ、私の施術の価値を深く感じていただけるという意味では、私にとって最高のお客様です。 いじくり回してひどい状態になる前には、ぜひお越しください。

最後に

セルフケアは軽度あるいは今は全く痛くないという方にはおすすめです。
とはいえ、痛みのない方のうちどれくらいの方が「今のうちにセルフケアをしておこう」と思うかは疑問です。
人間、一度くらいは痛い目を見ないと謙虚な気持ちになれない……という自戒の意味を込めて、今回の記事の結びとさせていただきます。

アクセス

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調布巻き爪矯正センター

〒182-0063 調布市小島町2丁目45-21 千早ビル301

調布

徒歩4分

営業時間

10:30 〜 13:00
13:00 〜 18:00
  • 木・日・祝日・土はお休みです。予約のみ受付する場合があります
  • 受付は、午前10:30~午後18:00までです

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